現在ご使用頂いているお客様の製版行程を参考にしてご説明いたします。
(大同工芸 株式会社様 提供)

現在弊社では、写真のような枠を使用しています。一般的に使用されているアルミ枠ですが、赤く塗られているのは熱に反応する接着剤です。
フイルム付き紗(サーマルスクリーン)は、全体にフイルムが張られているため、上から接着剤で張ることが出来ないため、熱による接着を考えました。専用の電気ゴテやアイロンで接着します。
接着したサーマルスクリーン枠を、製版プリンターの上に置きます。
パソコンよりデータを送ります。製版プリンターには、専用のウインドウズのプリンタドライバーが用意されているので、Illustrator、PhotoShop等のウインドウズ用のアプリケーションソフトをご使用ください。
この製版の応用例で製版の無人化システムのご紹介をします。
無人化製版ロボットが活躍している写真です。

サーマルスクリーン枠を必要枚数積んでおき、製版ロボットが自動的に製版プリンターにセットし製版が終わると自動的に所定の場所まで運びます。この作業をくり返し製版が無人で行われます。

  製版が終わったら即印刷にかかれます。印刷は今までと同じように刷ってください。
印刷機のセットの時に版合わせ位置を作って枠をセットして頂ければ、トンボは合います。ご使用頂ければ、その便利さがおわかり頂けます。
印刷が終わり、残ったインキを戻し枠からサーマルスクリーンを外して頂ければ、全行程が終了です。